債務整理とは? 債務者は立て札を読んだ 【ここは借金返済道】

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右は返済 左は債務整理 【荷物をチェックしよう】

しばらくすると分かれ道がありました。
右の道は通常返済、左の道は債務整理です。
通常返済? 債務整理とは?
分岐点には次の立て札が立っています。

【荷物をチェックしよう】
まずは借金返済方法の基本です。
借金の総額と毎月の支払額(利息と元本)を把握しておかなければなりません。
借金が多いのに、毎月の返済が少額である場合、利息しか支払えていないということもあります。

この状態で右の道を進んでも、ゴールに辿り着くことはできません。

ここから早く抜け出すためには、早期にできるだけ多く元本を返済し、利息の支払いを少なくすることです。また、利息の支払いを少なくする方法として「おまとめローン」というものがあります。借入先が多い場合、低金利の1社からおまとめローンでお金を借りて、他の借入れを一括返済し、低金利ローンへ借金を一本化します。利息の負担が減れば、借金返済が楽になるのはいうまでもないでしょう。

一本化することで借金の総額と毎月の支払額の把握は容易になります。

債務整理は4種類 【その1 任意整理】

荷物をチェックし、おまとめローンを使い、それでも中身は軽くならず、右の道をあきらめて、左の道を進むことになったあなた。重い足取りで進んだ先にまたまた分かれ道が。そこにはなんと4本の道があり、それぞれの道の前にはまたしても立て札があります。順番に読んでみましょう。

【その1 任意整理】
債権者と債務者の直接協議で借金返済方法と減額を交渉します。弁護士あるいは司法書士に交渉を依頼するとよいでしょう。裁判所を通さずにすむので、手続きが比較的容易です。任意整理によって、元本の減額、利息の減額または免除がなされれば、場合によってはこの道の先にゴールを見ることができるでしょう。ただし、任意整理を行うといわゆるブラックリストに載ることになり、今後5年間お金を借りることができなくなってしまいます。

債務整理は4種類 【その2 特定調停】

あなたは二本目の道の前に立ちました。

【その2 特定調停】
簡単にいってしまえば、裁判所を介した任意整理です。簡易裁判所に申立てを行い、そこで選ばれた調停委員が債権者と債務者を仲裁し、借金を減額します。特定調停は特定債務者のみ申立てることができます。特定債務者とは、借金を抱えていてまだ破産はしていないけれど、このままの状態ではいずれ破産してしまうおそれのあるひとです。費用が安く、専門的な知識がなくても可能で、申立て後1ヶ月ほどでの合意が見込めます。

ただし、成立した調停は判決と同様の効力があるため、支払いが遅れると給与などの差し押さえを受ける場合があります。また任意整理と同じくブラックリストに載ってしまいます。本人が裁判所に赴き、手続きを行わなくてはならない点もデメリットといえるでしょう。

債務整理は4種類 【その3 個人再生】

続いて三本目の道の前にある立て札です。

【その3 個人再生】
個人再生は地方裁判所に申立てを行います。住宅ローン以外の借金を総額の5分の1あるいは100万円いずれか多いほうの額に免責し、裁判所に認可された再生計画案にそって3年で返済できれば残りの分は免除されます。

自宅を所有している場合、それを手放すことなく借金を整理できる点が最大のメリットです。個人再生には「小規模個人再生」と「給与所得者再生」があり、それぞれに要件が定められています。

小規模個人再生は、継続的収入があり、借金の総額が5000万円未満であれば利用でき、債権者の過半数の同意が必要です。給与所得者再生は小規模個人再生の条件を満たし、定期収入がありかつその変動が年収の20%以内で利用可能となります。債権者の同意は必要ありません。

デメリットは、ブラックリストに登録され、費用が高額であり、住宅ローンについては減額されないなどの点が挙げられるでしょう。

債務整理は4種類 【その4 自己破産】

これが最後の立て札です。

【その4 自己破産】
どうしても借金の支払いができない場合、地方裁判所に破産申立書を提出し、借金をすべてゼロにする手続きが自己破産です。借金の原因がギャンブルであった場合や、破産申立ての際に財産を隠匿した場合には免責不許可となることがあります。自己破産は借金返済のための最終手段であるといえるでしょう。

借金の取り立てが止まり、滞納税金などの支払いを別にすれば借金を払わなくて済みますが、自己破産には相応のデメリットもあります。まずはブラックリストへの登録です。

今後10年ほどは借入やクレジットカードの作成が不可能になります。また原則20万円以上の財産は処分される場合がほとんどです。職業制限もあり、3ヶ月から半年は警備員や士業など一部の職業につくことができません。住所氏名が官報に記載され一般に公開されてしまいます。

最初の立て札の裏 【決して後ろを向いてはいけません】

借金返済道の先にあなたの背中が小さくなっていきます。
あなたは気づきませんでしたが、最初の立て札の裏側にも文字が刻まれているようです。

【決して後ろを向いてはいけません】
後ろには地面がありません。
底の見えない暗闇が誘うように凝っています。
道は前にあります。まずは立て札を探してください。

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