結婚や出産で退職するなら絶対知っておきたい国民健康保険料

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1.国民健康保険の加入義務は月末基準

勤務先が導入している協会けんぽや健康保険組合から脱退した場合、国民健康保険に加入しなければいけません。(皆保険制度といって、病院にいかないからOKというわけではなく、国民の義務として加入しなければいけません。加入しない場合は遡って請求されてしまいます)

これは月末に何処かの社会保険に加入していなければ、国民健康保険に加入しなければいけなくなります。可能であれば、退職日は月末にするのではなく、月初めにした方が国民健康保険に加入する月がひと月辺り節約できるようになります。

2.税金の扶養と社会保険の扶養はスタート月が違う

税金の扶養と社会保険の扶養の年収に対する考え方は似たようなものと思いがちですが全く違うものです。税金の扶養は1月からスタートして12月までの年単位で103万円を超えてしまうと年末の確定申告で扶養者控除の申請が出来なくなってしまいますが、社会保険の扶養はその月からスタートして翌年くらい迄の予定年収が130万円(ひと月あたり108,333円)を越えなければ扶養に入ることが可能になります。

11月に退職して、その前の職場の給与が高額所得であっても次の月の収入が無いのであればその月から扶養に入ることが可能です。

辞めた月に退職金などが出た場合でも、多くの健康保険組合は退職金を継続的な収入とはみなしませんので、扶養に入ることが出来ます。退職して、直ぐに就職をしないのであれば迷わず旦那さんの社会保険に入れてもらうように、旦那さんの会社の総務部に掛け合ってもらいましょう。

3.失業保険を受け取ると入れなくなる事も

退職金がカウントされないので失業保険は受け取っても大丈夫かなと思いがちですが、失業保険からの受取は社会保険の扶養にカウントされてしまいます。ひと月あたりの失業保険が108,333円を越える場合は扶養から外さないといけなくなります。

失業保険受領期間後に再び扶養に入ることはできますが、入ったり出たりは格好悪いので嫌だという旦那さんも居ますのでその辺りをキチンと話し合ってくださいね。

4.6月以降に追加請求が発生する

国民健康保険料なんて大した費用では無いだろうと高をくくってはいけません。特に注意が必要なのは1月に退職して国民健康保険に加入した人です。

1月に国民年金に加入する時には基準額から算出される為に大した金額の請求はありませんが、国民健康保険料の計算は毎年6月に、昨年分の年収をベースとした住民税が決定してから再計算され、1月~6月分がまとめて再請求されます。金額は年収と自治体によってバラつきがありますが、概ね東京23区在住の人で年収400万円位の人であれば、ひと月あたり2万円弱、10万円を超える国民健康保険の請求が一気に来ると思ってください。

1~6月は既に終わっていて、過去に遡って健康保険なんて使うことなんて出来る訳ありませんし、家庭に入って収入がなくなっているのにこの請求が来るのは間違いなく精神的に堪えます。更に国民年金と住民税も請求がテンポ遅れでやってきますので、お金を残して置くように気をつけてください。

5.また働くか迷っている方に送るアドバイス

最後に『ちょっと休んだら又働こうかな、派遣社員でもなろうかな、パートでもしようかな。それまで旦那さんの扶養に入るのは様子を見た方がいいよね。今企業もコスト意識が煩いっていうし、限界まで何とかなるまで自分で頑張ってみてから、どうしようもなくなったら旦那さんの扶養に入れてもらうようお願いしよう。』とお考えの人にアドバイスをお送りします。今すぐに仕事を探して、年収200万円以上の職に就職する気持ちが湧かないのであれば、旦那さんに強く意思を示して会社に扶養に入れてもらえるように掛け合ってもらってください。

というのも、前述したとおり社会保険の請求は全て後付けで一気に来ますので、前職の年収が高い人ほど次から次へと請求が来ます。

更にパートタイムでガッツリ130万円以上稼ごうと思っている人もそのような甘い見通しは考え直してください。というのも、扶養内で働くか扶養を考えずガッツリ働くかの損益分岐点は、概ね年収160万円台とされています。

例えばパートで時給1,000円9時~5時(休憩1時間)、週5日休暇無しで働いて、やっと損益分岐点付近を少し越える年収182万円位に到達します。そもそもそんなにパートでシフトを入れてくれるとは限りませんし、仮にシフトを入れてくれたとしても、もっと働かなければ上積みする事は出来ません。当然家事に割く時間もなくなります。

扶養に入らなかった場合の国民健康保険料の請求は、全て旦那さんに行きますので結局中途半端な年収に収まるのであれば、扶養に入ってセーブ気味に働いた方が体力的にも金銭的にも得になります。

扶養に入るには、貴女の働く意思がしっかりしていないと、旦那さんも旦那さんの会社の総務もどうしたらいいのか判らなくなりますので、直ぐにでも再就職する気が無いのであれば、扶養に入りたいとしっかりとした意思表示をしましょう。

迷ったときはすぐ社会保険の扶養に入る

いかがでしたか。社会保険の扶養は入っていないと後付けで大きな出費が発生します。自分がこれからどの位働けるのか、すぐに新しい職が見つかって働こうといった気分や状態でないのならば迷っていないで社会保険の扶養に入ることをお勧めします。

国民健康保険は年金と違い、個人で頑張って払っていてもメリットは殆どありませんので、遠慮せず旦那さんに甘えた方がいいでしょう。

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