何て読むの?「返戻率」を知り、学資保険を賢く選ぶ

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「返戻率」とは?

返戻率=(満期保険金+祝い金)÷支払う保険料の総額×100

上の式が、返戻率の計算式です。
これだけでは返戻率がなんなのか、よくわからないかもしれません。
簡単にいうと、支払った「保険料の総額」に対して、受け取ることができる「満期保険金+祝い金」の割合のことです。
より具体的にいえば、

①支払う保険料の総額が300万円で、返戻率が80%の場合
満期保険金+祝い金=300万円×0.8=240万円

②支払う保険料の総額が300万円で、返戻率が120%の場合
満期保険金+祝い金=300万円×1.2=360万円

となります。
①と②の学資保険では、誰もが②のものを選びますよね。
①を元本割れといい、この元本割れになる学資保険は選ばない、というのがまずは賢い学資保険の選び方だといえます。

「保障型」と「貯蓄型」

さきほどは元本割れの学資保険を選ばないのが、賢い学資保険の選び方だといいましたが、元本割れの学資保険にもメリットがあります。

それは、貯蓄性が低くなっている分、保障が手厚くなっているという点です。
子どもが、けがや病気で入院することになったとき、医療保障がついていれば安心できます。
万が一、親が死亡してしまったとき、子どものために死亡保険金や養育年金を残せます。
このように、①の学資保険を「保障型」、②の学資保険を「貯蓄型」と分けることができます。
ここで、元本割れになったとしても、子どものためを思うなら、保障のしっかりした①の「保障型」の学資保険を選ぶべきでは……と考えるひとがいるかもしれません。
もちろん間違いではありません。

しかし、現実には②の「貯蓄型」を選ぶひとが多いようです。

学資保険を選ぶなら「貯蓄型」

医療保障については、学校入学時に加入する保険や公的保障が、ある程度充実しています。
親が死亡したときの保障は収入保障保険などで別に考えればよいでしょう。
学資保険の目的は、その名が示すとおり、子どもの大学入学時のための学資を貯めるということにあります。貯めるお金を少しでも増やしたいと考えるのは当たり前のことですよね。

銀行の定期預金にお金を預けていても、利率はコンマ数%です。
返戻率が約120%の、ある学資保険の条件で、銀行預金の利率に換算すると、約1.4%になります。

多少の誤差はあるかもしれませんが、コンマ数%の利率に対して、1%超えの驚きは大きいでしょう。
これが、学資保険を選ぶときに最も重視すべきは返戻率という意義であり、実際に貯蓄型の学資保険が選ばれている理由なのです。

「返戻率」のしくみ

返戻率が高ければ、戻ってくるお金も増える。
だから1番返戻率の高い学資保険を選べばいいのでは?

しかし、ここで注意しなければならないことがあります。
高い返戻率を得るには、さまざまな条件を設定しなければなりません。

この条件は、保険会社に有利となり、加入者には不利に働きます。
保険会社としては、できるだけ長い期間たくさんのお金を預けておいてほしいわけです。

例えば、返戻率を高くする条件のひとつとして、子どもが0歳または出生前から支払いを開始することが挙げられます。加入者は、子どもが1歳のときに加入するよりも長い期間保険料を払うことになり、保険会社はより長い期間お金を預けてもらえます。

そうすると、支払う保険料の総額が少なくなり、上記の返戻率の計算式からもわかるように、結果として高い返戻率が得られることになるのです。

「返戻率」を高くするには

では、返戻率を高くする条件とはなんでしょうか。

1.契約者である親の年齢
若年齢、男性よりも女性の方が保険料の支払いが少なくなります。
契約者が16歳の女性であった場合、もっとも少ないです。

2.被保険者である子どもの年齢
保険期間が長いほど保険料の支払いが少なくなります。
0歳あるいは出生前であった場合、もっとも少ないです。

3.払い込み期間
支払うべき保険料を早く支払った方が、その総額が少なくてすみます。
一括払いがもっとも少ないです。

4.保障
保障がシンプルであるほど返戻率が高くなります。

5.祝い金や一時金の受け取り
保険が満期になるまで受け取らず、長い期間預けることで返戻率が高くなります。
厳しい条件をつければ、それだけ返戻率はアップしますが、支払いや不慮の場合の対応が難しくなってしまいます。やはり、それぞれの家庭にあった条件で、できるだけ高い返戻率の学資保険を選ぶのが、もっとも賢い学資保険の選び方となるでしょう。

無理せず、それぞれの家庭に合った学資保険を選ぶ

学資保険は返戻率の高いものを選びましょう。
しかし、高い返戻率の学資保険にはさまざまな条件があり、無理をしてこれを選んでも、結局保険料の支払いができなくなってしまっては意味がありません。

子どもの将来のために、FPの無料相談なども有効に活用して、賢く自分に合った学資保険を選んでみてください。

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