終身保険

一時払い終身保険とは?その仕組みやメリット・デメリットを徹底解説

一時払い終身保険って?

一時払い終身保険というのはその名の通り、最初に保険料をまとめて全部払ってしまうというものになります。通常の保険であれば長い年月をかけて月々いくらといった形で保険料をずっと払い続けていくことになります。

しかし、この一時払い終身保険というのは最初にかなりまとまった金額を払い込むことにより、その後の人生で何かあった時にしっかりと補償をしてもらえるという保険になります。最初の時点で数百万といったような単位の金額をまとめて払い込むことにより、死亡保障がついてきて、死亡時に1,000万円といったような金額の死亡保険金が遺族に入るといったような保険になります。

一時払い終身保険の仕組みって?

さて、一時払い終身保険の仕組みについてですが、この一時払い終身保険については最初に契約社からまとまったお金を預かり、それを比較的安全な投資商品や債券に振り分けて、しっかりとリターンを出すという形で運用してきました。このような一時払い終身保険において運用先として重宝されていたのが国債でした。

しかし、近年話題に上ることも多い、日銀のマイナス金利政策により、この国債の利回りが低下し始めたことにより、一時払い終身保険の運用を止める会社も増えています。したがって、興味を持っているので、あれば早めに加入を検討するのがおすすめです。

一時払い終身保険のメリットは解約した時の返戻金の金額?

さて、ここからは一時払い終身保険のメリットについて述べていきます。それは一時払い終身保険という保険は一定期間を契約した後に解約をすることによって、自分自身が払い込んだ保険料の総額より、解約返戻金という形で払い戻してもらえる金額の方が大きくなるということです。

通常の終身保険についても保険料を一定期間にわたって払い続けると、払い込みが完了した後はどんどん解約返戻金の金額が上がっていくことになります。ただ、一時払い終身保険については最初の段階で全ての払込の金額が保険会社に払われており、保険会社としては最初から大きな金額で運用することが出来るので、結果として解約返戻金が払い込み保険料を上回る時期も早くなります。そう考えていくと、この一時払い終身保険については定期預金に預けているのと同じような感覚になります。

ただし、定期預金が100万円を預けて、10年経過しても現在の利息であれば数千円程度の利息しか付かないのに対して、一時払い終身保険であれば、その商品の利率にもよりますが数万円程度のリターンが見込めることになります。

一時払い終身保険のメリットは相続対策になること?

上記においては、解約返礼金という形で銀行の定期預金よりも大きなリターンが得られるというメリットについて見てきました。続けてもう一つの大きな一時払い終身保険のメリットである相続対策になるという点を見ていきたいと思います。この一時払い終身保険が相続対策になると言われている理由は3つあります。

まず1つ目は生命保険として利用することにより、相続人が最初に困ることになる相続税の支払いに充てる原資が出来るということです。

2つ目のメリットとしては死亡保険金については500万円という非課税枠が設けられているため、現金で500万円を持っているよりも相続税の金額を減らすことが出来るということです。

さらに相続については財産が分割しづらいという問題があり、それが結果として遺族間での争いを引き起こす原因となるケースがあります。その点、保険金という形で財産を残すと分割がしやすいので争いの種を減らすことが出来ます。

一時払い終身保険のデメリットって?

逆に一時払い終身保険のデメリットというのは一体どのようなものがあるのでしょうか。その代表例としては早期解約してしまうと解約返礼金が払い込み保険料を下回ってしまうということです。定期預金替わりにこの一時払い終身保険を使おうと思っていると、いざお金がなくなった時にこの一時払い終身保険を解約することになり、結果的に損をしてしまうというケースが多くみられます。

また、このような一時払い終身保険の中には運用をドル建てといった形で外貨運用している商品が多くみられるようになってきました。しかし、このようなドルで運用する一時払い終身保険であれば、当然為替変動によって、利益が大きく変動するという利息を負うことになります。このようなリスクも想定する必要があります。

一時払い終身保険についてのまとめ

上記の文章では一時払い終身保険の特徴について述べてきました。金融商品ということもあり、メリットとデメリットがありますが、全体としてはメリットが大きいと考えらえる保険商品になります。ぜひ一度加入を検討してみてはいかがでしょうか。

利率計算などの参考URL:

シニア必読!一時払い終身保険の3つのメリットとデメリット

終身保険じゃない!?利率変動型終身保険の落とし穴

終身保険って何?

『利率変動型積立終身保険』を説明する前に、終身保険についておさらいしておきましょう。終身保険と聞いてどういった特徴のある保険かイメージできますか?

終身保険は生命保険、つまり「死亡」を保障する生命保険の3つのカタチのうちのひとつです。残りの2つは定期保険と養老保険です。

終身保険には2つの特徴があります。

1つ目の特徴は「終身」と名がついている通り、途中で解約をしない限り一生涯にわたって保障されるということです。保険料の支払いは60歳や65歳など、加入時に決めた満了期間まで払い続け、保険料を払い込みが終了すれば保障は一生涯続きます。途中で保険料が変わることはありません。

2つ目の特徴は貯蓄性に優れているという点です。加入して保険料を支払っていると、支払った文の保険料がどんどん積み立てられていき、解約した際に解約返戻金として手元に戻ってきます。解約返戻金は保険料支払いの満了期間にさしかかると、それまでに支払った保険料の累計額を超え、その後も解約さえしなければ解約返戻金は増えていきます。

終身保険のメリット、デメリット

次に終身保険のメリットとデメリットについて見ていきましょう。

終身保険のメリットは【保障と貯蓄】両方の役割を兼ね備えているということです。

死亡した場合、病気やケガで入院した場合には保険金や給付金が支給され、また満期後に解約すれば支払った保険料以上の解約返戻金が戻ってきます。戻り率を定期預金の金利と比較すると、終身保険の方が有利なことがほとんどです。

対して、終身保険のデメリットは【保険料が高い】ということです。

保険料を積み立てていくという性質上、掛け捨て型の保険の比較するとその差は顕著です。掛け捨て型と同じ保障内容にしようと思うと、終身保険では掛け捨て型の数倍の保険料となることもあります。

さらに、終身保険で認識しておかなければいけないのは【途中で解約すると損をする】ということです。保険料払込満了時になってはじめて

解約返戻金 > 今まで支払った保険料の総額

となります。しかし途中解約してしまうと、解約返戻金は今まで支払った保険料の総額を下回る可能性が大きいため、結果的に損をするということになってしまいます。

簡単に特徴をまとめると
・保障と貯蓄の役割がある
・保険料が高い
・途中で解約すると損をする
というようになります。

では、『利率変動型積立終身保険』は終身保険とどのように違うのでしょうか。終身保険と比較しながら大きく3つに分けて特徴を説明していきましょう。

『利率変動型積立終身保険』の特徴1:保障はあるけれど、、、

終身保険では一生涯死亡保障がついていたのに対し、この『利率変動型積立終身保険』は保険料払込期間中は死亡保障がついていません。死亡保障をつけるにはプラスアルファが必要なのです。

『利率変動型積立終身保険』は毎月支払う保険料が積立部分と保障部分に振り分けられていきます。積立部分は別名アカウント(=口座)部分と呼ばれ、口座なので引き出して好きに使用することも可能です。銀行の預金口座をイメージすると分かりやすいですね。

そしてこの積立部分が主契約で、主契約のみの時点では保障は何もついていません。死亡、医療などの保障部分は主契約に付随する特約というプラスアルファを必要に応じて契約しなければならないのです。

その保障となる特約にかなり自由度がありライフプランに合わせて保険設計がしやすい反面、中身はかなり複雑となっているのです。

特徴2:積立部分の自由度

主契約となる積立部分についても、終身保険と違いかなり自由度が高いです。

まず、払い込む保険料を積立部分と保障部分のそれぞれに回す割合を、範囲内で自由に変更することができます。また、資金に余裕があるか否かその状況によって保険料を適宜変更することもできます。

また、支給されたボーナスを積立部分にまとめて投入して積み増すこともでき、逆にこの積立部分を保障部分の保険料として使用することもできます。一時的に保険料の支払いが苦しい状況になった場合など、保険料の負担を減らすことができる訳です。

個々のライフステージにおいて、住宅購入や学費などまとまった資金が必要になった場合でも、この積立部分から引き出すこともでるのです。

特徴3:終身保険になるのは払込期間満了後

「終身保険」と名はついていますが、保険料の払込期間中は終身保険に加入していません。

払込期間中は主契約の積立部分に蓄積され、払込期間満了後に終身保険や年金などに移行することができます。移行する際はその時点での積立金をもとにして行うのですが、一定金額に満たない場合は終身保険や年金に移行することができません。

その場合は積立金を受け取って契約が終了してしまうケース、積立部分のまま継続できるケースとあるようです。

「利率変動型」とあるように、積立部分の利率は市場金利を反映して定期的に変わるため「インフレのリスクに対応した終身保険」などと言われることが多いようです。しかし積立部分へのお金の出し入れにはかなり自由度があり、かつ払込期間中に保障部分へ充当する可能性なども考えると、払込期間満了時点で終身保険の元になる積立金がいくらになっているのか予測することはできません。

『利率変動型積立終身保険』の最大の落とし穴

『利率変動型積立終身保険』にはさらに落とし穴があります。

死亡保障、医療保障として特約で加入していた定期保険などは、ほとんどが10年更新型。更新するということは【更新時に保険料が上がる】ということを意味します。

しかし保険料を上げない方法もあります。

それは積立部分から値上がりした分の保険料へ充当すればよいのですが、同時にそれは積立部分が減っていくということを意味します。払込期間満了時に積立金額が満たされず終身保険に移行できない、という事態になることにつながってしまうのです。

医療などの保障をつけたいからこそ更新を続けてきたことが、最終的に終身保険に加入できないということの引き金になってしまう可能性もあるのです。

まとめ

『利率変動型積立終身保険』について特徴をまとめてきました。保険の内容に自由度はあるものの、契約するメリットを見出すのは難しいですね。融通がきくからという考えだけで契約しない方がよいかもしれませんね。

【貯蓄にもなる?】解約しても得する終身保険ランキング!

【そもそも終身保険とは? 】

今まで終身保険に加入することを考えていなかった人や、加入の検討を始めたばかりの人にとっては、終身保障がどのようなものかイメージしにくいものかもしれません。周りの人が終身保険に加入している事を聞き、 「よくわからないが、加入すべきなのか」と考えている人もいると思います。しかし決して難しくはありません。
 
「終身保険とは、一生涯つづく生命保険」のことです。主に死亡時に備え加入し、万が一の際保険金が受け取れるものが生命保険ですが、終身保険とはそれが一生涯続くというものです。
 
自動車保険などと違い、生命保険や終身保険となると事が大きく、保険金を請求するイメージが湧きにくくなるのでしょうか。加入していない人も多いのではないかと思います。しかし、保険とはリスクに備えるものです。最大のリスクとも言うべき「死亡」に「一生涯」備える終身保険は、最も必要な保険と言えるかもしれません。

【さまざまな種類…その選び方は? 】

終身保険は、様々な種類があります。どのように選べばよいのでしょうか? ズバリ、注目すべきは「貯蓄性」です。掛け捨て型の死亡保障ではなく、一生涯続くものである終身保険を選択するその意味は、貯蓄性にあります。

終身保険では、一生涯続くという性質上、必ず保険金が支払われます。したがって、毎月の掛け金が高額になる傾向がありますが、「貯蓄性」に注目した場合必ずしも低額な掛け金の商品が良いとは限りません。

保険の解約時に戻ってくるお金、つまり、 「解約返戻金」に注目することが大切です。 「毎月の掛け金に対して解約時にどれだけ返戻金があるか」は解約返戻率で表されます。ですから、 「掛け金」と「解約返戻率」がともに高い商品こそ貯蓄性が高い商品であるといえるのです。今回はその観点から商品を見ていきましょう。

【ランキング第1位にふさわしいのは?(貯蓄性重視) 】

上記のように貯蓄性が重要という観点からオススメできるのは、「オリックス生命 終身保険RISE」です。この保険の特徴とは、上記で重視していた「解約返戻率が高い」ということです。もちろん、掛け捨てではありませんので貯蓄性があります。

例えば、30歳の男性が「オリックス生命 終身保険RISE」を保険金額300万円のプランを15年加入したのち解約した場合、保険金の総支払額は約191万円ですが、解約返戻金は198万円にもなります。この例では15年加入した後解約ですが、20年、25年と、解約が遅れるに従って解約返戻率は上昇していきます。当然ですが、解約しなければ一生涯保障が継続します。

なぜこれほどまでに解約返戻率が高いのでしょうか? これには、注意すべき仕組みがあります。この商品には、「低解約払戻期間」というものが設定されています。噛み砕いて説明するならば、「契約してすぐ解約した場合は少ししか返戻金をお渡しできませんよ」ということです。

この商品の場合は、通常の70%ほどしか支払われません。しかしその分、支払いが終了した後の解約については、高い返戻率が設定されています。注意点はありますが、継続的に掛け金をお支払いできる経済状況である場合は、非常に良い選択ではないでしょうか。

【終身保険にいつ加入するか? 】

「終身保険はまだ自分には必要ない」と考えていませんか? 実は、終身保険に加入するなら若い方が得なのです。若いうちに加入した方が、月額保険料が安価であるのはご存知の通りです。しかし、支払総額はどうでしょうか?

若いうちに加入すると支払期間が増えるため、支払総額が増加するイメージがあります。しかし逆に、支払総額は減少するのです。高齢になってから終身保険へ加入すると、月額保険料が高くなる上、支払総額までもが増加します。

また加入を先延ばしにすると、現在は健康であっても、将来に加入条件を満たせなくなってしまい、保険に入れなくなる恐れもあります。早めの加入を検討されてみてはいかがでしょうか?

【まとめ】

終身保険とは、一生涯つづく生命保険のことです。もともと万が一の死亡に備えるものですが、注目すべきはそれだけではありません。今回は、その貯蓄性に注目し、ご提案させていただきました。解約返戻率が高い商品を選択することがポイントです。

多少月々の負担が大きくなってしまっても、解約返戻率が高ければ投資のつもりで支払えるのではないでしょうか?月々の掛け金は、保険金により様々なものがありますが、終身保険は掛け捨てではないので安ければ良いとは限りません。

しっかりと自分自身の基準を持ち、加入する終身保険を選択してください。万が一の事態が幸い起こらなかったとしても、損をしない終身保険を選びたいものですね。

終身保険は自分のためではない!じゃあ一体誰のためのものなの?

終身保険の仕組み

終身保険の掛け金は、普通の保険より安いのが殆どです。それは一体何故なのでしょうか、終身保険はどういう仕組みで運営されているのでしょうか。

普通の生命保険の場合、満期と言うものが存在します。その満期に向けてお金を積み立てていくわけなので、満期には積み立てたお金に加えて預けておいた期間と、その期間の年利に応じた利息分が支払われます。

勿論契約者が途中で死亡した場合にも、満期と同じ金額が支払われるわけですので、掛け金が高めに設定されています。
しかし終身保険の場合、満期保険金の支払いはありません。極端な話、契約者当人が死亡した時に初めて支払われる保険金、それが終身保険なのです。

終身保険にも満期があると聞いた

終身保険の契約で、満期と言う文字を見たと言う方もいらっしゃるでしょうが、この満期は保険金の支払われる満期ではなく、掛け金の終了と言う意味での満期なのです。

保険金の支払いの満期は、その保険金額と契約の長さで決まってきますが、そちらの支払い満期の意味での満期であり、保険金が支払われると言う意味での満期ではないと言うことを心にとめておきましょう。

これを勘違いしていると、高い保険金を支払っていても、契約者の死亡までお金が入らないと言う皮肉な結果に終わってしまいます、注意が必要です。

終身保険の場合は、生きている間にはお金は手に入らない?

どうしてもお金が必要になった場合、貸付と言う設定がされ散れば、その時点での掛け金合計と金利内での金額が引き出せます。勿論と言っては何ですが、この金額はその後の死亡後の保険金の支払いから差し引かれます。

しかもこの貸付の金額はかなり低いので、どうしてもという場合以外は手を付けないほうが無難です。特にこの終身保険をご自分の死亡後の、葬儀の費用に充てようとか、遺族に少しでも残したいと考えていた場合は、手を付けないことをお勧めします。

銀行にでも預けているつもりで、半ば忘れているほうがいいのかもしれません。

他に死亡時以外に終身保険でお金を手に入れる方法は?

特約でリビングニーズをつけておきますと、病気などで余命を宣告された際などに、死亡保険金が全額下りることになります。葬儀などのお金は充分にあって、でも最後に色々とやりたいこともあると言う場合には、このリビングニーズはお役立ちですので特約に組み込んでおくのがお勧めです。

契約者本人が終身保険の全額を受け取る方法は、残念ながらこちらだけになるでしょう。正直なところかなり皮肉な入手方法ですが、残念ながら他には当人が受け取る方法は無いと言えますので、ご注意ください。

はっきりと言えるのはこの保険は、誰かが亡くなるのを待って手に入れることの出来る保険だと言うことで、残酷な言い方かもしれませんが、それをお忘れないようにしてください。

独り身の方には、そういう意味でもお勧めは出来ませんので、他の保険に回した方がよろしいかもしれません。

つまり終身保険と言うのは、かけないほうがいい?

終身保険の利点は掛け金が安めに設定されていると言うことと、遺族になにがしかのお金を最後に残せると言うことです。また掛け金自体の満期がありますし、保険金支払いに関しては契約者の死亡時まで保証されています。

掛け金支払いの満期以降は、利息が一応付いた形で据え置きになりますので、年数が経てばそれなりに、貸付の方も死亡保険金に近づいていくこともあります。

こういったことを踏まえた場合、もしもの時のためにかけておくのも一つの手でしょう。

ただ先にも書きましたように、契約者本人には手に入らないと言うのが最大の特徴ですので、投資としての保険ではないと心得ましょう。

年金保険などと同様に、その時その時の年利に左右されますので、かけた時点での年利を頭に置いてかけ続けると損をする場合もあります。かける時に固定年利なのかどうかも、しっかりと確認したほうがいいでしょう。

契約者本人が手に入れられない保険が、終身保険です

普通の保険は保険満期がありますので、投資の目的もしくは銀行に預けるよりはと、しかももしもの際の保証にもなるからと、そう思って契約する方も少なくないと思われます。

ただしこの終身保険だけは、契約者当人の手には入らない保険金であると心得た上で、契約しないと後悔することになります、特に独身者の場合はあまり必要のない保険かもしれません。

終身保険で貯蓄する為に知っておきたい5つのポイント!

終身保険のメリット・デメリット

まず始めに知っておいて頂きたいのがこの保険のメリット・デメリットについてです。
貯蓄性の高い保険といえば個人年金保険や学資保険があります。終身保険とその2つの返戻率を比べてもいずれも110%を超える商品もあるので貯蓄向きの保険と言えるでしょう。そんな中、終身保険の魅力といえば満期がないので払込期間を過ぎてもそのまま据え置くと返戻率が高くなっていくという所です。もう一つは死亡保障がついている点です。加入してから解約するまで一生涯保障してくれるので万が一の時は安心です。

デメリットは生命保険の中では貯蓄性の高い保険なので他の生命保険と比べると保険料が圧倒的に高い事です。そして終身保険は低解約返戻金型が多いので、もし払込期間中に解約すると大幅に元本割れを起こす事があるという事です。こうなると資金を増やすどころか減らしてしまう事になるので、確実に払っていけるのかという事が前提になってきます。

終身保険を老後の資金として活用する

終身保険は払込期間を終えて据え置いておくと返戻率が高くなっていく仕組みです。その為老後の資金にする事が出来ます。そこである保険会社のプラン例を見ていきたいと思います。
契約年齢:30歳(男)保険料払込期間:60歳 保険金額:500万円 月払:9240円 払込保険料総額:3,326,400円

<払込期間経過直後>解約返戻金=3,856,300円 返戻率=115.9%
<40年経過後(70歳)>解約返戻金=4,222,850円 返戻率=126.9%

といった商品もあります。このプランで見ていくと60歳時点で約52万円増える計算になります。さらに据え置いて70歳で受け取ると約89万円増となります。

これはあくまでも一例ですが、しっかりと保険料を払い切れればかなりお得な保険であると言えます。

終身保険で学資金を準備する

子供一人につき大学まですべて公立で進学するとしても一人あたり1,000万円はかかると言われています。さらに小さい時から習い事をしたり中学生になると塾通いをしたりすると、もっとお金がかかってきます。そんな中で教育資金を貯める保険で学資保険と同時に検討して頂きたいのが終身保険を学資代わりにするという方法です。

終身保険といえば何十年もかけて払っていくものと思われるかもしれませんが、保険料の払込期間を15年程に設定しておけば払込期間経過後、教育資金が必要になった時に解約する事ができます。そして万が一教育費に使わなかった場合はそのまま据え置いておくことで受け取り金額を増やすことも出来ます。そしてその後結婚資金など、柔軟に使う事も出来ます。

また契約者(親)にもしもの事があった場合、学資保険でも保険料払込免除特約を付ける事で教育費の確保が出来ますが満期まで待ってからの支払になります。しかし終身保険の場合は死亡時点で死亡保険金が支払われますし、死亡保険金は保険料払込総額よりも大きな金額をもらえるので、学資保険よりも終身保険の方がより大きな金額を受け取る事ができます。

終身保険で貯蓄をして節税する

会社員の方は年末になると生命保険の加入を証明するものを提出して年末調整を行うと生命保険料控除を受ける事が出来ます。生命保険料控除とは、支払った生命保険金額に応じて一定額を1年間の所得から差し引く事で、前もって所得に対して決まっている所得税や住民税の負担を軽減してくれる制度です。しかし生命保険料控除には4万円までという上限が設定されています。

保険を解約して保険金を受け取る際には所得税がかかります。所得税の中でも一時所得というものに区別されますが、これには控除額が決められていて払込総額から受け取り総額の増加分が50万円以下だと課税されない仕組みになっています。もし増加分が50万円を超えるようなら年をまたいで半分ずつ解約する事も出来ます。

お得な終身保険加入時期は?

一体終身保険に入るのはいつがお得なのでしょうか?簡単に言えば払込期間が長ければ長いほど総支払金額が安くなるので、できるだけ若いうちに加入しておいた方がお得になります。長く積み立てればそれだけ利息もたくさんつきます。解約返戻金が同額でも払込総額が100万円以上違う事もあります。これは長い期間をかけて支払っていく方が返戻率も高くなるので総額の支払い金額も安くなる為です。

あなたがまだ独身でも安定した職に就いているのなら、保険金額を300万円にして払込期間を短期に設定する事で万が一の時も葬式代は出せますし、払込期間を過ぎると手取りは自然に増えて行きますのでその後の結婚や住宅購入の資金に充てる事が出来るので、一度検討してみてもいいのではないでしょうか?

まとめ

ここまで終身保険について知っていて頂きたいことをポイント別に分けてお伝えしてきました。しかし最も大事な事は無理のないプラン設計をたてるという事です。終身保険は解約返戻率が高く満期時期の決まりがない事から貯蓄向きの保険ですが、保険料払込期間中に解約してしまうとマイナスになるという事を念頭に置いて慎重に検討して頂きたいと思います。