投資信託はランキング上位のものから選んだ方がいいの?

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投資信託の人気ランキングの傾向

人気ランキングの傾向として、毎月配当や高分配利回りなどをうたっているものが必ずランキング上位に入っています。他にも、少し癖のあるような投資信託が選ばれている傾向があるように思います。

毎月分配や高配当が悪いというわけではありません。ですが、これらの投資信託は、基本的に手数料が高めであったり、投資先や投資戦略が複雑であったり、たこ足分配などの問題点があったりするなどの傾向にあり、資産運用の初心者にとって親切といえるような商品ではないところがあります。

投資信託を選ぶときの基準

投資信託を選ぶときに特に重要な項目は、手数料です。投資信託に限らず、生命保険なども含めた金融商品での運用には、コストを意識することがとても重要です。

金融商品とくに投資信託では、高い手数料を支払っているからと言って、いい成績の投資信託だということはありません。逆にコストが低い、市場平均と同じになることを運用目標としたインデックスファンドの方が成績が良いという傾向にあります。

市場平均以上の成績を目指そうとしているアクティブファンドと呼ばれるものの7割以上が高コストが災いして市場平均に負けているという話もあります。

投資信託のコスト

投資信託のコストには、買付時に支払う買付手数料と、運用している間ずっと支払う信託報酬手数料というものがあります。
信託報酬手数料は、運用資産の中から直接差し引かれていて、直接的に支払っていないこともあり負担しているという感覚があまりありません。普段目にする投資信託の基準価格はすでに信託報酬手数料を引いた後の価格となっています。

買付手数料と信託報酬手数料のどちらを重視したらいいのかというと、運用する期間にもよるのですが、長期で運用することを考えている場合には、信託報酬手数料が低いことの方が重要です。買付手数料が1%あったとしても、20年間運用することを考えれば、1年あたりは0.05%ということになるので、それほど大きなコストではなくなります。

みんなと同じものを選ぶというのは、資産運用では御法度です。

「わからないもの」があると、人は「みんながやっていること」を選ぼうとする、「同調」という行動にでます。ですが、資産運用では、「右向け、右」といわれたときに、一人だけ「右を向いてはみるけれど、どうしても左が気になる」ぐらいの方がうまくいくと思っています。

投資の世界では、人の意見に左右されるだけでなく、人と違う見方や考え方を持つということも大切だということです。「他者が貪欲な時に恐れ、恐れている時に強欲に」。これは世界一の投資家と呼ばているウォーレン・バフェットの言葉です。

ほかにも相場の格言として「人の行く裏に道あり花の山」という言葉もあります。

人気ランキングから選ぼうとする行為は、これらの格言と逆の行動をとっているともいえます。

バイアンドホールドの幻想

バイアンドホールドとは買ったらなにもせずただ保有し続けることを言います。そして、資産運用で利益を上げている投資家の多くは、長期間保有するという傾向があるようです。2009年のリーマンショックでは多くの投資家が深いダメージを負いましたが、今リーマンショック前よりも資産を増やしている人のほとんどは、リーマンショックの時も投資をし続けた人たちです。
つまり、10年単位の長期間保有をするつもりで定期的に買っていけば、資産を増やせる可能性は高いわけです。

しかし、そこで出てくるのがバイアンドホールドの幻想です。保有していればいいんだとわかっていてもそれを実行することは本当に難しいのです。どれほど難しいのかは、おそらく経験してみないとわからないかもしれません。

ですから、投資信託を選ぶときは、ただ人気に頼るのではなく、なにがあっても持ち続けられるように、自分でリスクとコストをはっきりと理解しているシンプルでわかりやすものを選ぶべきだと思います。

投資信託を選ぶ際に調べるランキングは?

投資信託を選ぶときは、まず低コストのランキングから見るといいと思います。特に信託報酬手数料が低いものから検討していくといいのではないでしょうか?

そうすると、ランキング上位のほとんどがインデックスファンドを表示してくると思います。そしたら、選ばれたインデックスファンドの中から投資先である、株式や債券、不動産または、それらを複合的に含んだ投資信託、といったものの中から、株に投資したいのか債券に投資したいのかなどの視点で選ぶといいと思われます。

そうして選んだ投資信託を資産運用のコア(中心)として、その他に少し手数料が高くても、興味のあるものや試してみたいと感じるものを少し買ってみるというコア・サテライトという投資戦略をとる方法があります。

まず、コアにインデックスファンドを選んでおけば、その時点で半数以上の人(アクティブファンドを選んだ人)よりも成績が良いことがほぼ確定します。かりに暴落があったとしても、「あの人は、自分よりもなんか酷いことになっているぞ」とか「投資家の半数以上の人が自分よりもダメージが深いようだ」と思えるのは、投資を続けるモチベーションとして多少良い影響があるのではないか思います。

また、成績が振るわない(元本を大きく下回っている)のに、手数料が年間2%近く取られているというのは、なんとなく精神的に嫌なものです。インデックスファンドならば、手数料が0ではありませんが、低く抑えられているので、その点でも多少緩和されるのもと思われます。

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