先物(取引)

アメリカの優良企業へ投資できる「ダウ先物」

ダウ先物って何?

ダウ先物という金融商品は2つの言葉から出来ています。それが「ダウ」という言葉と、「先物」という言葉になります。

ダウというのは「ダウ・ジョーンズ工業株平均」という指標のことを意味しています。一方、先物というのは先物取引という株などの金融商品をその時点で売買するのではなく、先の日付を設定して売買するという取引の形態のことをいいます。

この2つの要素については後の文章で詳しく説明していきます。「ダウ・ジョーンズ工業株平均」と「先物取引」を理解することがダウ先物の理解につながっていきます。

また、このダウ先物の値動きは日本株や日本の先物取引にも影響を及ぼします。そういった意味でもこのダウ先物取引についてはしっかりと押さえておく必要があります。

ダウ・ジョーンズ工業株平均とは?

さて、ダウ先物という取引を理解するためには、この「ダウ」が意味している「ダウ・ジョーンズ工業株平均」について理解する必要があります。

その前に株式投資のニュースなどで良く名前が出てくる言葉で「日経平均」という言葉があります。この日経平均に関しては非常に良く使われる言葉であるため、ほとんどの人が耳にしたことがあるのではないでしょうか。この日経平均というのは東証一部上場企業の中から代表的な企業を225社選び出して、その会社の株価を平均したものになります。この225社にはファーストリテイリングやソフトバンクといった日本人なら誰でも名前を知っているような有名企業がたくさん名前を連ねています。

この日経平均のアメリカバージョンがダウ・ジョーンズ工業株平均になります。このダウ・ジョーンズ工業株平均はアメリカの大手有名企業30社の株価の平均から算出された指標になります。

先物取引とは?

次にダウ先物という取引を理解するためには、先物取引というものに対しての理解を深める必要があります。先物取引というのは未来のものに対しての投資ということになります。例えば、ある会社の株式が現在は1株4,000円だけど、1か月後にはもっと値上がりしているはずだと思えば、1か月後に現在の1株4,000円という価格でその株を購入する予約をしておきます。これが先物取引になります。

そして、その予想があたって、1か月後に1株5,000円になっていたとすれば、1,000円分の利益が出ることになります。しかし、予想が外れて、1株3,000円になってしまっていた場合には1,000円分の損失が出ることになります。

こういった取引が先物取引と呼ばれるものになります。

ダウ先物のメリット

長年にわたって経済の低成長が続いており、また少子高齢化という社会状況もあり、今後の大きな成長が見込めない日本。これに対して同じ先進国でもアメリカについては好不況の波はあるものの、概して力強い成長を見せています。

また、少子高齢化にあえぐ日本とは違って、流入する移民の力を利用してその活力を保っているのがアメリカ社会の特徴になります。したがって、今後の大きな成長が見込めない日本に投資するよりもアメリカに投資を行いたいという人は多く存在しています。

しかし、アメリカへの投資を考える時にハードルとなるのはアメリカ市場の株式への投資は米ドル建てで行わなければいけないことです。結果的に株式への投資で設けてもその後ドルから円に交換する為替手数料などを負担する事で儲けが少なくなるデメリットがありました。

ただ、このダウ先物に関しては米ドルに交換することなく円建てでの取引が可能というメリットがあります。

ダウ先物がおすすめな人は?

さて、ダウ先物はアメリカの優良企業への投資ということになります。上記のダウ先物のメリットのところでも説明しましたが、アメリカの優良企業への投資を米ドルに交換する際に負担する為替手数料を取られることなく、円のまま投資出来るというのが大きなメリットになっています。

また、他の先物取引と同じようにこのダウ先物も証券会社などに証拠金を預けることで、手持ちのお金よりも大きな金額を投資することが出来るレバレッジの仕組みを設けています。ダウ先物においてはそのレバレッジは50倍と言われており、かなりハイリスク・ハイリターンな投資を行うことが可能になっています。

ただ、このダウ先物に関しては日経平均の先物取引である日経225先物などとのリスク相殺も認められているので、2つの取引を組み合わせることにより、リスクを抑えるという形で利用することも出来ます。

ダウ先物についてのまとめ

上記ではダウ先物の特徴について述べてきました。うまく利用することでアメリカ市場への投資を手軽に行うことが出来るのがダウ先物の特徴になります。海外市場へ興味がある人は一度検討してみてはいかがでしょうか。

投資家は全員チェック必須!原油先物関係の指標

原油先物って何?

先物取引という言葉があります。先物取引で有名なものには日経平均株価指数を利用する「日経225先物」という取引がよく知られています。この日経225先物については1か月後の将来などにこの日経平均株価指数と連動して動く日経225先物を、契約締結日当日の金額で購入することを約束します。そして、購入する1か月後に日経平均株価が上昇していれば、その上昇分の金額が儲けとして手に入るというものになります。

このような金融商品を対象とした先物取引は金融先物と呼ばれています。しかし、これに対して実際に存在する商品を対象にして行う先物取引も存在しています。このような取引で扱われる商品の例としては原油、大豆、小豆、トウモロコシ、コーヒー、天然ゴムなどさまざまなものがあります。このような先物取引は商品を対象とすることから商品先物と呼ばれています。

原油先物はどこで売ってるの?

金融先物の場合には東京証券取引所や東京金融取引所といった場所で扱われています。しかし、商品先物の場合にはこのような取引所では扱われていません。商品先物を扱っているのは東京穀物商品取引所、東京工業品取引所といった場所になります。しかし、原油先物取引の場合には国内の取引所では扱われておらず、アメリカの証券取引所で扱われることになります。

このような商品先物取引には最初に商品を売って、その後期日までに買い戻すという取引、そして最初に商品を買って、その後期日までに売るという取引の2つのパターンがあります。

最初の取引は買ってもない商品を売るという点が分かりにくいですが、結局のところ実際に品物が手元にないバーチャルな取引になるので、このような無いものを売るという取引が発生します。前者の取引では商品の値段が期日までに下がれば儲けになります。後者の場合には商品の値段が期日までに上がれば儲けになります。

原油先物取引における3つの原油指標

原油先物取引を行う際にチェックする必要があるのはウエスト・テキサス・インターミディエート、欧州産の北海ブレンド、中東産ドバイの3つの石油価格の指標になります。中でも最も重視されるのがウエスト・テキサス・インターミディエートになります。

このウエスト・テキサス・インターミディエートというのはアメリカのテキサスで産出される質のいい石油になります。このウエスト・テキサス・インターミディエートに関してはニューヨークマーカンタイル取引所という場所で取引が行われており、その取引量が非常に多いことが特徴になっています。したがって、このウエスト・テキサス・インターミディエートの値段をチェックすることが原油先物取引においては非常に大切になります。

また、原油先物取引を行う人だけではなく、投資を行う人はこのウエスト・テキサス・インターミディエートの指標をチェックしておくことをおすすめします。なぜなら、原油価格の状況によって、世界各国の株価は大きく変動する可能性があるためです。

原油先物のメリットは?

もともと上記のような先物取引というのは商品の価格を安定させたいという目的でスタートしました。商品が取れる前の時点で、購入の契約などを結んでもらうことで、その後に商品の値段が下がるような事柄が発生しても事前に契約した値段で購入してもらえるので、商品の値段が安定するというメリットがありました。

しかし、このような先物取引がいつの間にやら大きな儲けを狙う投資家の投資対象になりました。この原油先物のような商品先物においては、バーチャルな取引になり、実際にお金や商品を動かさないというのがポイントになります。この商品先物取引において売買しているのはあくまでも期日までにXX円という値段で「商品を売る権利」と「商品を買う権利」になります。したがって、「権利」を売買するだけなので、元手が無くても大きな投資をして大金を儲けることが出来るというのが先物取引の魅力になります。

原油先物取引を始めるためには?

上記のような説明を聞いて、原油先物取引を行ってみたいと思った人は原油先物取引を扱っている証券会社に口座を開設する必要性があります。このような原油先物取引を扱っている会社には岡地、タイコム証券、SBIフィーチャーズ、小林洋行、北辰物産、フジフューチャーズといった会社があります。

そして、口座を開設した後はこれらの証券会社に手数料を払って、その後の原油価格の変動を予想して、買う権利や売る権利の取引を行っていくことになります。なお、証券会社によって、取引手数料は異なってくるので、しっかりと口座をつくる前に比較検討するようにしましょう。

また、商品先物取引を始める際には取引証拠金のような預託金が必要になります。最低3万円程度の金額からスタートでき、預けた金額の15~40倍程度の金額を取引することが普通になります。

原油先物取引のまとめ

商品先物取引の中でも現代社会においてなくてはならない石油を扱う取引は非常に重視されており、投資家にも人気のある取引になっています。大きな儲けを狙う人はもとより、この原油先物取引の様々な指標は先物取引を行っていない投資家にとっても大切な情報になります。投資をする人であれば、原油関係の情報はしっかり押さえておきましょう。

日経225先物はギャンブル性が高い取引

日経225先物とは?

さて、日経225先物についてです。そもそもこの日経225というのは何を指しているのでしょうか。この日経225というのは新聞や経済ニュースなどで目にしたり耳にしたりすることが多い「日経平均」のことを意味しています。

日経平均というのは東証一部に上場している企業の中からさらに厳選した企業の株価を平均したものになります。この際、厳選されて選ばれる企業の数が225社であるため、日経225という名前になっています。

さて、この日経225先物についてですが、どういった取引かというと日経平均株価指数を売買する取引になっています。そして、その日経平均株価指数の売買方法は普通に売買するのではなく、先物取引という形で売買することになっています。

日経225先物は先物取引

さて、この日経225先物についてですが、上記の文章で先物取引という取引形態になっているとお伝えしました。この先物取引というのは普通の株式売買とは違って、その時点で日経平均株価指数を購入するわけではありません。

例えば、1週間後の日経平均株価指数を12,000円で購入することにします。このように1週間後などの「先」の未来のものを購入するため、この取引は先物取引と言われています。

そして、実際に1週間後の日経平均が13,000円になっていた場合には1,000円分の得をすることになります。また、逆に11,000円になっていた場合には1,000円分の損をすることになります。このような取引の形を先物取引と呼ぶことになります。

日経225先物の特徴はレバレッジが効くこと

日経225先物には先物取引であることに加えてもう一つ大きな特徴があります。それがこの日経225先物という取引はレバレッジというものを効かせることが出来るということです。

このレバレッジというものはFX取引などにおいて非常に有名です。証券会社などに証拠金という担保を始めに預けることにより、自分が持っている資金の何倍もの大金を投資することが可能になるというものです。このレバレッジを使うことにより、お金の無い人でも大きな金額の取引を行うことが出来るようになり、莫大な利益を得る可能性が高くなります。ただ、逆もまたしかりでレバレッジを使うことにより、その後の人生で再起不能になるほどの損失を負ってしまうケースもあります。

日経225先物にはどんな種類があるの?

上記で説明してきた非常にギャンブル性の高い金融商品である日経225先物ですが、この日経225先物には2つの種類があります。それが、「日経225先物」と「日経225mini」というものになります。

日経225先物に関しては上記でも紹介したようにレバレッジを使って取引をするというものになります。この日経225先物の最低取引単位は日経平均の1,000倍からとなっています。したがって、日経平均が1万円だったとすると、1,000万円が最低の取引単位になってきます。1,000万円が取引単位になるので、1,000円日経平均が上がると100万円の得をし、1,000円日経平均が下がると100万円の損をすることになります。

しかし、日経225先物はこのように非常にハイリスク・ハイリターンのため、敬遠する人も多く存在します。そのような人のためにこの日経225先物のギャンブル性を抑えた「日経225mini」という商品もあります。これは日経225先物の取引が日経平均の1,000倍からとなっているのに対して、この取引単位を100倍に抑えたものになります。

日経225先物がおすすめの人は?

日経225先物がおすすめの人はハイリスク・ハイリターンという日経225先物の特徴を生かして大きく儲けたいと考えている人になります。

特に手持ちのお金が少ないながらも、金融商品に投資して、大きなお金を得たいという人にとっては日経225先物は非常に魅力的な商品になります。何しろ50万円程度の証拠金を証券会社などに預けることで1,000万円単位の取引を行うことが可能になります。これは1,000万円÷50万円=20倍となり、20倍のレバレッジを効かせることが出来るという意味になります。株の信用取引においても、レバレッジは3倍程度になっているので、そのレバレッジ効果の高さを伺い知ることが出来ます。
リスクを覚悟で投資して、大きなリターンを得たいという人にはうってつけの商品になります。

日経225先物についてのまとめ

この記事では金融商品の中でも屈指のギャンブル性を持つ日経225先物について紹介してきました。コツコツと資産を作るのではなく、一気にお金を増やしたいという人にはうってつけの商品になります。購入を検討してみるのも良いでしょう。

先物取引をするなら、チェック必須!シカゴ先物

シカゴ先物とは?

シカゴ先物というのはシカゴ・マーカンタイル取引所で取引されている先物取引のことをいいます。

先物取引というのは普通の取引とは違って、未来の取引をあらかじめ予約するという取引の形になります。普通の株式売買などにおいては、当日のその時点の株価を見て売り・買いの注文を出していくことになります。しかし、先物取引においてはその金融商品の値動きが1週間後、1か月後といったような未来の段階においていくらになっているのかということを長期的なスパンで予想して、未来の時点での売買契約を現在において結んでおくことになります。

例えば、日経平均を扱う先物取引を例に挙げると、日経平均が1か月後に上がると考えた場合には現在の値段で1か月後に日経平均を購入する契約を結びます。予想通り日経平均が上がった場合にはその時点の日経平均よりも安い金額で先物を購入できるため、その差額分儲けが発生することになります。

シカゴ・マーカンタイル取引所とは?

シカゴ・マーカンタイル取引所は2007年にシカゴ・マーカンタイル取引所がシカゴ商品取引所を買収する形で成立した、世界最大の先物市場になります。このシカゴ・マーカンタイル取引所の特徴はGlobexという取引システムになります。このGlobexという非常に優れた取引システムが存在するおかげで、「S&P500先物」、「ナスダック100先物」といったような人気のある商品については平日24時間いつでも取引を行うことが可能になりました。

また、このシカゴ・マーカンタイル取引所は世界最大の先物市場だけあって、当然日本の「日経225先物」といったような代表的な先物取引も扱っています。この「日経225先物」についてはシンガポールなどでも扱われていますが、その規模と取引時間の長さが圧倒的に違うため、このシカゴ・マーカンタイル取引所の取引結果は非常に大きな意味を持ってきます。

シカゴ・マーカンタイル取引所の取引に注目する意義

シカゴ・マーカンタイル取引所については上記で述べてきました。しかし、この日本とは遠いアメリカのシカゴで取引されている先物取引の値動きに着目する意味は何かあるのでしょうか?

実はこのシカゴ・マーカンタイル取引所で取引された先物取引の値動きの結果が日本市場における先物取引の重要な指標になるというのは非常に良く知られている現象になります。株取引で利益を上げる事が出来るかどうかというのは、いかに多くの株取引に有効な情報を手に入れることが出来るかということに大きく関係してきます。そして、このような先物取引において値動きを推測するのに有力な情報であるとされているのが、このシカゴ・マーカンタイル取引所における先物取引の値動きになってきます。

なぜシカゴ先物の値動きが日本の先物取引に影響を与えるのか?

上記ではシカゴ・マーカンタイル取引所における先物の値動きが日本の先物取引の値動きと強い相関関係があることを述べてきました。ではなぜこのような強い相関関係が生まれてくるのでしょうか?

それはこのシカゴ・マーカンタイル取引所の取引時間の関係にあります。シカゴ・マーカンタイル取引所の取引時間が日本の先物市場が開く前の時間に行われて、日本で先物取引を行っている人の大部分はインターネットなどでシカゴ・マーカンタイル取引所の先物取引の結果を目にしたうえで取引に臨みます。

その中にはシカゴ・マーカンタイル取引所での結果を受けてそれに沿った取引をすることを方針としている投資家も多く存在しており、結果として日本の先物取引もシカゴ・マーカンタイル取引所と同じような動きをすることになります。

シカゴ先物の値動きと日本の先物の値動きの関係

上の文章において、シカゴ・マーカンタイル取引所における先物取引の値動きが日本における先物取引の値動きに大きな影響を与えるということについて述べてきました。では実際のところ、シカゴ・マーカンタイル取引所における先物取引の値動きをどのように分析していけば良いのでしょうか?

例えば、シカゴ・マーカンタイル取引所で扱われている日経平均先物を例に挙げてみましょう。シカゴ・マーカンタイル取引所で扱われえいる日経平均先物と日本で扱われている日経平均先物の動きにはかなり強い相関関係があるとされています。中でもシカゴ・マーカンタイル取引所で日経平均先物が200円以上値を下げた場合には、非常に高い確率で日本の日経平均先物も値を下げると言われています。

シカゴ先物についてのまとめ

シカゴ・マーカンタイル取引所で扱われている先物取引の値動きはその後の日本の先物市場の値動きにも大きな影響を与えることになります。先物取引を行う人はその日の市場が開く前にあらかじめ、シカゴ先物の値動きをチェックするようにしましょう。

株式投資には必須の日経先物のチャート。使い方知ってる?

日経平均株価に影響を与える重要指標

日経平均株価という言葉は株式投資を行っていない人でも良く耳にする言葉になるでしょう。ニュースでもこの日経平均株価についてはほとんど必ずといってもいいほど触れますし、それほど日本経済新聞のような経済に特化した新聞であればこの日経平均株価の値動きについて分析した記事がほとんど毎日といっていいほど掲載されています。

実はこの日経平均株価というものはある指標が先に出て、その指標に引っ張られる形になる傾向がある事が知られています。日経平均株価という日本人がみんな関心を持っている指標に影響を与える重要な指標とは何なのでしょうか?

それが今回の記事で触れていく日経先物というものになります。投資を知っている人であればほとんど全ての人がチェックしている指標、それがこの日経先物になります。

チャートとは?

ところで、チャートという言葉の意味についてですが、このチャートというのは株式投資を本気で行おうとする人であれば避けて通ることが出来ないものになります。
一言で言うと過去の取引の値動きを時間軸と価格という2つの軸で表現したものになります。

株式投資を行う人はこのチャートという折れ線グラフのようなものを見ながら、将来株価がどのように動くかというのを分析していくことになります。このようなチャートには色々なタイプのものがありますが、オーソドックスなものはローソク足というものになります。高値、終値、始値、安値といった4つの指標で構成されたローソク足をつないでつくるチャートになります。このようなチャートを見ながら今後の為替相場の値動きをチェックするのがチャート分析という株価分析の手法になります。

日経先物とは?

日経先物というのは日経平均株価という指標を対象にした先物取引になります。現在の日経平均株価が数か月後といった未来にどう値動きしてるかを推測して、その予想にしたがって行う取引になります。

例えば、現在の日経平均株価が15,000円で、この日経平均株価が3か月後に16,000円になっていると思えば、15,000円で3か月後に日経平均株価に準じて動く金融商品を購入する売買契約を行います。これにより実際に3か月後に1,000円の値動きしていれば、その差額分が儲けになります。つまり、日経先物というのは投資家が将来の日経平均株価がどのように動くかと予想したものになります。そして、大口の機関投資家などであれば、実際に日経平均株価が予想通りに動くような形で大口取引を行うことで日経平均株価に上昇圧力や下降圧力をかけていくことになります。

3種類の日経先物

日経平均の先物取引は日本だけで行われているのではありません。実は日本も含めて世界の3か所で行われている取引になります。日本以外で日経先物が取り扱われているのはシンガポール市場とアメリカ市場になります。

中でもアメリカのシカゴマーカンタイル取引所という世界的に有名な取引所において取り扱われている日経先物についてはシカゴ日経先物と呼ばれています。

このシカゴ日経先物については日本の市場が開いている時は日本の市場の売買の影響を強く受ける一方で、日本の市場が閉まってしまった後の時間帯はアメリカの経済状況に大きな影響を受けるという傾向があります。このシカゴ日経先物が日本の市場が閉じている間に大きく値動きした場合には日本の市場が開いた瞬間同じ方向に一気に値動きする傾向があります。

日経先物を株式投資に生かすには?

さて、上記で解説してきたような日経先物ですが、実際に取引に生かす場合にはまず日経先物の値動きをチャートで見て、その後数か月間の日経平均株価の動き方を予想するという使い方があります。

また、これに対してデイトレーダーのような短期投資家であれば、この日経先物チャートと比較して、日経先物よりも高い値段で値動きしているものを見つけます。このような株については一度値段が下がると、買いたくても値段が高くて買えなかった投資家などからの買いが集中して、すぐに値を戻す傾向があります。この傾向を利用して下がったところで購入して、値上がりを待つという手法を取る事が出来ます。このような値を戻しやすい株を判別するための指標として日経先物のチャートが用いられることがあります。

投資家は必ず確認するべき日経先物のチャート

上記では日経先物のチャートを株式投資の指標として利用する方法について触れてきました。特に短期投資においてはこの日経先物のチャートを注視するのが大切になります。しっかりチェックしておきましょう。

シカゴ日経平均先物に学ぶ投資術

みなさんの悩みは目標値

投資家にとってスタート時点がエントリーとすれば、そのエントリーはその投資家の自由というのが投資の基本になりますし、またゴール、つまり目標値も自由です。この設定が上手くいかないと考える投資家さんはたくさんいらっしゃると思います。なぜなら、人間は目標を定めると頑張れる性質のいきものになりますので、設定値段をゴールとすれば、またそうなるという確信があれば目標値まで頑張ることができると思います。しかし、現実のマーケットの世界では、そのゴールに到達するまでに様々な障害があるので、本当に自分の設定したゴールは正しいのか、という煩悩によってその目標値に対して懐疑心を抱く結果、訳のわからない損切りや利食いをするということに思い当たる投資家はほとんどでしょう。今回はシカゴ日経平均先物を利用した目標値の設定を考えていきたいと思います。

経済学の「一物一価」制度

経済学には、同じ商品、品質も量も同じという意味、では世界のどこの地域にいっても同じ価格に収斂をするという法則、というよりも制度が存在します。よく例に出されるのがゴールドになるのですが、ニューヨーク市場でゴールドが4000円して東京で5000円しているとします。その場合、確実に儲ける方法というのは、ニューヨークでゴールドを買って、東京で売却すればその1000円の鞘は抜くことができます。つまり「確実」に同じ値段になるのであれば、先物取引を利用して東京を売り、ニューヨーク市場で買って同じ値段になったところで手仕舞いすれば利益は出ますよね。現物の取引でも同じことで投資家は東京で買って、ニューヨークで売るというわざわざ損をする行為をする人はよほどの事情がない限りそんなことをする人はいません。つまり、そういうNY買い、東京売りはほとんどの投資家はこういった行為をするので同じ値段に収斂をするのは必然です。

つまり、同じ物を扱っている日経平均先物であればシカゴも東京も同じになるし、シンガポールも同じ価格になるのです。それを利用した投資方法というものがあるのです。

この取引を日本語では裁定取引、英語ではアービトラージという!

この取引の歴史は古く、日本では明治時代から存在をすると思います。明治、大正時代というのは日本の商品相場全盛期であって日本全国に商品取引所が存在をしました。つまり取引所間では同じ商品を扱っているケースが非常に多くその鞘を抜くことも可能だったのです。アメリカでは1970年代ころからこの取引が一般に普及し始めました。ですから考えようによっては誰でも思いつく取引なのです。主婦が1円でも安い商品を求めスーパーを巡るのと一緒と考えればいいのです。同じ商品を1円でも安く手に入れるためにいろいろなスーパーを廻るのと一緒のことです。つまり、この裁定取引やアービトラージは誰でもできるだけ安い商品を購入したいという欲求を満たすのと一緒のことで、そこに空売りが加わるだけの話なのです。

シカゴと東京の裁定に取り組む

シカゴと東京には同じ日経平均の先物が上場されています。すなわち、東京とシカゴの値段差が開いたときに高い方を売り、安い方を買うという裁定取引を仕込み、同じ値段になったら決済をするということを繰り返せば、ノーリスクで儲けることができます。なぜなら、経済学の一物一価制度で同じ質量を持つ商品であれば世界のどこの地域にいっても同じ価格になるのですから。

しかし、現実にそれほど大きな値段差は存在しませんので高速に取引を行うことによって利益を出す形態を昨今では超高速取引、HFTと呼ばれています。ノーリスクの取引になりますので、誰もがやりたがる取引ですからこの分野での開発競争は現在ではマイクロ秒単位と言われています。それによって人より有利なポジションを構築することに専念をしているのです。

米国預託証券の存在

日本の会社でも大きい会社や資本が大量に必要とする会社はアメリカでも上場をしています。こういった会社群は米国預託証券、ADRといいアメリカでも資本の募集をしているのです。これにも当然、経済学の一物一価制度が適用されます。当然ですよね、上場している株式が違う会社ならまだしも同じ会社に2つの値段がつくことはありえないからです。つまり日本で上場しようが、アメリカで上場しようがその値段は一緒になるのです。

先物のインデックスは全世界のトレーダーがみていますので、一瞬で値段が収斂する傾向にありますが個別株までみている投資家はそれほど多くはありません。ですから値段差は大きくなる傾向があります。

これを利用して取引する

シカゴと東京の鞘やニューヨーク、ナスダックと東京の鞘を利用して裁定取引を仕掛ければいいのです。つまり値段が高騰したときに先物や個別株を売り、暴落したときにその先物や個別株を買うのです。そして、値段が一緒になったときにそれらを全部手じまいすればノーリスクの取引が成立することになります。今回は、目標値の設定をマーケットに決めてもらうことをテーマに話ましたのでエントリーの話はしていませんが、売りと買いを両方仕込んだ時点で決済すべき値段はすでに決まっているわけです。この一物一価制度を利用することによっていくらでもノーリスクの取引ができるのです。しかし、エントリーに関してはその利用方法をもっと考えることがあることを考慮しなければいけません。先物を利用したほうが値段は収斂しやすいのですが、個別株と先物の組み合わせでも先物におけるその株の理論値を決定した場合もこの取引は可能になるのです。皆さんもデータを駆使してこの取引を使ってみませんか?

シカゴ日経先物って、どうやって有効に活用したらいいの?

先物市場の意味

先物市場というのは、メジャーな市場には必ず上場されている商品になります。なぜ、そのような危険な取引、この危険な取引という意味は倍率、レバレッジの効いている証拠金取引という意味になりますが、を世界各地の取引所は上場させるのかは非常にかんたんな理由になります。それは流動性を担保するために上場させるのです。たとえば、皆さんの中にも株を売りたいとき、買いたいときに注文が成立をしない場合というのがあると思いますが、そのときなぜ、注文が成立をしないかといえばその理由は商いがない、つまり流動性がないからになるのです。つまり商いを増加させるために先物市場は存在するのです。先物には空売りがありますので必然的に売買は増えることになります。

資産運用の効率化

世界でのメジャーな市場になるために日本も戦後からずっと株式の先物取引を上場することにチャレンジをしてきましたが、それはアジアのメイン市場にするためなのです。現在ではその地位を上海や香港に奪われる状態になっていますが、上海、香港に先駆けて先物市場を導入した東京はかつてアジアナンバー1の市場になりました。流動性を確保するために先物市場を創設するのがその主目的なのですが、先物市場というのは不安定な株価に対する保険市場という考え方もあります。つまり、大きな金額を運用する機関投資家のリスク管理というのは結局、いかに、運用資産を減るのを防ぐのかが、殖やすことよりも大きな問題です。つまり先物には空売りができることによって運用の安定性や効率性を求めることができるのです。先物市場にはそういった資産運用の安定性、また証拠金取引によっての効率化の増大という意味があります。

グローバル化する世界

IT革命によって、日本株もどんどんグローバル化していっています。世界で活躍する日本企業もあり、預託証券によってアメリカで上場する日本企業も数多くあります。欧米が不景気の最中にあるときに日本だけが景気がいいこともありそのときには世界の投資家が日本株に投資を希望することは誰にでもわかるでしょう。そのときに、日本やシンガポールの商い設定時間に欧米人は起きていませんよね。必然的に欧米人にあった取引時間のある先物市場のニーズが高まりますし、またその需要に応える取引所があって当然になります。それがシカゴCMEによるシカゴ日経平均先物市場の登場になったわけです。

シカゴマーカンタイル取引所、CME

もともとシカゴという土地は商品相場がメインの取引になる土地になりますが、世界的な取引所の再編によってシカゴは商品相場の上場ではなく、オプションや先物の取引も活発になった地域になります。なぜ、シカゴが商品相場かといえば、五大湖付近が全米最大の穀物の生産地域になりシカゴがその集積地になったからです。しかし、アメリカの集積地西海岸に移行していき、南米の穀物生産の台頭によってシカゴの地位が脅かされたことによってシカゴに取引所は主に、金融派生商品、デリバティブの金融商品を上場させることになったのです。

欧米人の日経のヘッジの場としてのシカゴ

欧米人にとって、日本の株式の取引時間は自分たちが寝ている間にしか取引がなされないものでしたので自分たちがおきている時間に商いが行えるというメリットがありますし、取引所でも多くのニーズがありますので取組や出来高が増え両者にはとてもメリットのあることになります。欧米の投資家にとって当然、東京の日経平均はメイン市場になりますのでその動向を踏まえ、シカゴ先物で売買をしますのでこの両者の値動きはリンクすることは誰でもわかることですよね。つまり、シカゴがいくらで引けたかによって翌営業日の東京市場にも当然影響をします。つまりシカゴ市場の日経平均の動向は資金が豊富な欧米人の動向とも言えるわけですので、東京の寄り前にシカゴの状況はよく確認したいものですね。

シカゴ日経平均の利用方法

みなさんも日本株で資産を運用するからには暴落などの非常時に備えるのは当たり前の話になると思いますが、実際にその運用に非常時に際しての対応をしていない投資家が数多くいます。つまり株価が下がると生活の水準を下げ、内閣の支持率も下がるというのが日本の景気の景況感になるのです。しかし、現実に多くの資金を動かしているプロの運用家は、自動車事故の際に保険商品を上手に使ってその事故リスクを軽減するように、先物やオプション市場を使ってそのリスクを軽減しているのです。最初は非常に戸惑うと思いますが、やはり株価が下がると生活の質を落とすようなことよりはましになると思いますので導入する価値は多いにあると思います。

誰にでもわかりやすい、ザ・先物取引!

先物取引は担保取引と一緒のこと?!

先物取引のハードルの高さに、そのルールがわかりにくいことがあげられると思うのですが、実はこの先物取引のルールというのは実際の商売を参考に考えられことです。

それはよく銀行で融資をしてもらうときにそのお金の返済を保証するために住宅ローンであるのであれば、その住宅を担保にしてお金を貸してくれることが担保の取引になります。

若い方は住宅や不動産を購入したことはないと思うので賃貸住宅をお借りになることを思いだしてください。あなた自身が住みたいと思う物件がみつかったときに不動産仲介会社に行き借りたい旨を申し伝えると思います。

しかし、実際には敷金や礼金など含めると20−30万円のお金が必要になりすぐには用意できないということで担保、一般的には予約金というのを支払うと思います。

この担保や予約金というのは必ずその物件を借りますというお金になりますのでその期限はそのお金を全額払う日に設定をすると思います。これが先物取引なのです。

担保金や予約金は株の世界では「証拠金」

上記のことを考えると、あなたが気に入った物件を予約金によって必ず履行しますよ、という保証を不動産仲介会社もほしいわけです。なぜなら、彼らも商売ですから他の人も気にいった場合はそれをお断りしなければいけませんのでそのチャンスを逃すリスクを、お金を取ることによって保証を得ているのです。

つまりあなたは賃貸契約を本来、払わなければいけないお金の一部で担保しているのであってその約束した期限までにお金を支払うことによってその賃貸物件に住む権利を得るわけです。

先物取引も一緒のことで、実際に支払わなければいけないお金の一部によってその買う権利を得て全額を支払うことによって実際に株を得ることができるのです。
この取引を先物取引というのです。
ですから先物取引には必ず限月という期限が必ず存在をするのです。

この担保や予約金のことは株式に限らず、最近、流行のFX取引でも、「証拠金」というのです。つまり、全額支払わなくてもいい取引で期限の決まっているものを先物取引というのです。このシステム自体は信用取引も一緒のことです。信用取引も期限が決まっており、全額の一部で取引ができます。

先物取引と不動産賃貸契約の予約金との違い

たとえばあなたが気に入った賃貸物件よりも他の物件でいいものが見つかったとします。その場合、不動産仲介業者に相談する人もいれば、あきらめてその物件を契約する人もいると思いますが、その物件をあきらめる場合はたいていの場合はその予約金は不動産仲介業者に取られてしまうケースがほとんどになると思います。
なぜなら、不動産仲介業者はあなたとの契約を満了できると信じており、その全額が支払えることを期待して他の契約希望者を断っているのですから機会の利益を喪失しているので当然の話になります。

このように不動産賃貸契約の場合は違約金としてその予約金は没収されるのが普通の商取引になると思います。

しかし、先物取引では実際に予約金、証拠金を支払って満額のお金をおさめなく途中で契約を終了してもそのお金が全部没収されることはありません。
たとえばあなたが1株100円の株を先物取引で買う権利を購入した場合、その期限の中でその株価が200円に上昇してそこで目いっぱい上がったと判断した場合その取引を途中終了しても問題はありませんし、罰金もとられることはありません。
しかもその値幅、100円から200円に上がった利益は実際に必要な金額の差益と一緒になります。

このように先物取引の特徴というのは、実際よりも少ない金額で満額支払う取引によって得られる取引と同じ効果が得られる取引なのです。

反対に100円の株が50円に値下がりした場合、実際に満額の取引をしているときと同じ損をしていますので当然、あなたが支払った予約金、証拠金は大きく毀損をしていますので担保不足に陥ります。その場合追加の証拠金を支払うか、これを通称、追証といいますが、決済をして損を確定させなければなりません。

先物取引の最大の魅力、売りができる!

何かスーパーでモノを買う場合、同じ商品の場合は誰でも1円でも安い商品を買いたいと思うのが普通になると思います。

株も同じことで同じ銘柄であるならば1円でも安い株を買いたいと思うのは当然だと思います。なぜなら世の中はより安いものがあれば安く購入したほうが、儲かるというのが真理だからですよね。

同じく、何かを売る場合は出来るだけ高く売りたいと思いますよね。あなたが不要なものをオークションで売る場合は高く売りたいのは普通のことだと思います。そしてできるだけ安い価格で買い戻せば、必ず儲かるのも真理ですよね。

これが先物取引でも期限内に行うこともできるのです。
つまり株価200円が目先いっぱいだと思い、売る権利を購入して100円で途中契約終了をすれば実際に満額支払った現物取引同様のお金が自分の口座に入ってきます。

なぜ、先物取引が誕生したのか?

少し、難しい話になりますので、全部理解できなくても大丈夫なのですが、こういうことを言っていたなというのはわずかに記憶にとどめておいてほしいと思います。

株式市場の最大のメリットというのは、いつでもだれでも取引ができるというのが最大のメリットです。しかし、実際には取引参加者が少ない場合には、そのいつでも参加ができる権利が株式市場のシステムが制限される可能性があるのです。たとえば、ストップ高ですと買いばかりが集中して売りたい投資家が極端に少ないという現象になります。こういう場合は取引にいつでも参加はできません。

しかし、取引の金額を下げた場合はその参加者は必然的に多くなりますし、その上に売りが新規に行えることはさらに参加者が多くなります。

このように取引参加者を増やすことを流動性の増加といいますが、この流動性というのは最近ではリーマンショック直後にこの流動性が不足して世界の証券市場が混乱をしました。流動性の不足とは売買ができない状態でこの状態は株式市場のメリットを消し去る効果ながあります。その流動性を増やすためにこの先物取引というのが創設されたのです。

先物取引の特性を上手に活用しよう

先物取引というのはデメリットばかりではなく、メリットも多数存在することも理解できましたでしょうか。少ない資金で投資ができるというのはあちこちの教科書には掲載されていることになりますので理解している方も少なくないでしょう。

この物事のいい面、悪い面というのは必ず存在するものだと思いますがその捉え方というのは今のあなたのおかれている状況で変わっているものです。とりあえず、今はまだ先物取引が怖い状態だと思いますが、あるときにはそのリスクよりもリターンに目がいくこともあると思います。そのときにとりあえず勉強やシミュレーションを今からやっておくことも必要だと思います。

<コレを読めばきっとわかる!>先物取引って一体何?

先物取引の取引対象とは?

じゃあ先物取引って現物を取引対象とするのか、というともっと広い意味もでてきます。
さっきの例は米の現物取引でしたが、一工夫することができます。
例えば10月の米の値段が350万だったら300万で買い付けたのに対して50万円の利益もでる、ということです。
そこから更に派生させていくと、米問屋Aが米問屋Cに対して20万円で300万で米を買う権利を買わないか、ということもできます。
そしてCが20万で権利を買った場合、米の相場が350万だったら、300万+20万=320万で米を買う権利を行使して、350万-320万=30万儲けがでます。
逆に米の値段が320万以下だったら、20万のオプション料を支払って買う権利を放棄することができます。その場合米問屋Aが300万で米を買い付けた、ということになります。
これはリスクヘッジにもなります。
もし4月で300万で買い付けた時に米の相場が10月に350万になるかもしれないし、250万かもしれない、その時に予め300万で買う権利を別な人に売ることによって、300万で米を買う権利を作ることができる、つまり相場を作ることができます。

現代では為替取引や株式にも通用します。
例えば為替だと、企業側が外国と資金のやり取りをするときに、常に為替相場は変動しているので、一旦銀行に1ドル=120円という先物取引をします。
そうすると会計上も1ドル=120円で計算ができるので、常に相場が変わる場面ではリスクヘッジができます。
もっと詳しく言うと、銀行に1ドル=120円の買う権利の先物取引をして、1ドル130円になった場合、銀行側が企業に1ドル=120円を払って1ドル=130円で市場に売る、さきほどの米取引と同じことになります。
こういうリスクヘッジの意味合いも強いです。

先物取引の種類について
では先物取引の種類についてですが、商品先物取引と金融先物取引というものがあります。
1つ目は現物の商品を用いて先物取引をする、というのと、2つ目はある指標に対する先物取引です。

商品先物取引は原油、金、米、などの実在する商品に対する先物取引で、今までの話でしたが、金融先物取引というものはとある指標に対する先物取引です。
例えば日経平均先物が金融先物取引になります。
日経平均が上がるか下がるか、それを予想して買う売る権利を取引する、これが金融先物取引です。後他の例をあげるなら、日経225や金利先物などがあります。

先物取引の取扱場所

先物取引はどこで扱っているのかというと、証券会社が基本的に取り扱っています。まず証拠金を積んでおいて、その信用で取引するやり方です。
今はネットがあるので、ネット上で取引するのがメインとなっています。

先物取引の良い点は、予想をする能力があれば当たり外れがすぐわかることです。
予想が当たるか外れるか、ただそれだけの世界なので楽です。
一方で悪い点は、ギャンブルだということと、信用取引のため予想以上の損失を被る可能性があることです。
株式取引だと出資した以上の損失はでませんが、先物取引は信用取引なので損失は無限大なところです。

先物取引のうまいやり方として、自分が興味ある指標に対して投資することができるので、その先を読む力、相場の読み方が分かる人なら利益をあげることができます。
例えば日経平均先物の場合、相場が上がるなら買う権利を得て、上がってから売ればいい、原油先物の場合も同じく相場があがりそうなら買っておいて、売る、こういうやり方です。
一番取り組みやすいのは日経平均先物です。日経平均が上がるか下がるか、ただそれだけを予想してやるので、わかりやすいです。
日経平均先物のコツとしては、東京→ロンドン→ニューヨーク→東京と連動しているので、その3つの相場を見て、ニューヨークがあがったなら日本もあがるし、ニューヨークが下がったら東京も下がる、という相関関係があります。
あと先に売ることも可能です。
ニューヨークで株価が下がったなら今のうちに東京で日経平均先物売りをしておいて後で買い戻すというやり方です。
例えば日経平均が2万円だとしたら、値下がりしそうだと思ったら2万円で売っておいて、1万8000円まで下がったら買い戻す、そんなことです。
そうやって相殺をすることで、取引ができます。
なぜ先物取引がいいのか、というのはまず決定的なのが安定した相場を作ることができることと、各企業や金融機関にとってもリスクヘッジになるということです。
先物取引によって相場が作られ、それを元に様々な取引が円滑にできる、ということが先物取引の大切なことです。

まとめ

ただ、最後に先物取引は信用取引であり、株式取引と違って利益も損失も無限大、ということは覚悟をして取引しなければなりません。株式取引では出資した以上の損失はでませんが、先物取引では証拠金以上の損失が出る可能性を踏まえていったほうがいいです。