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ゆうちょ銀行のメリット1 利用可能なATMが豊富
郵便貯金の第一のメリットは何と言っても利用可能なATMが豊富な点にあります。
コンビニのATMでも利用可能なのは言うまでもありませんが
駅や役所といった公共施設、またはショッピングモールやスーパー等の商業施設においても
地方銀行やメガバンクのATMと同様にゆうちょ銀行のATMが備え付けられている事は
決して珍しい光景ではありません。
また郵便局にはATMも同じ敷地内にほぼ設置されているので、
ゆうちょ銀行のATMを探す、即ち郵便局を探す事になります。
・郵便局事態が遠目から見てもひと目で分かりやすく、駅前や市街地にある事も多い、
・街角の道案内の看板に記してある事が多い
・周囲を検索できるGPSアプリでも郵便局だけは別の分類になっていたりする
以上3点の理由から場所によってはコンビニを探すよりも容易だったりします。
メガバンクや地方銀行よりも取引しやすい一面もある。
・郵便局にはゆうちょ銀行のATMが設置されている
これはある意味においては、全国規模のメガバンクや地方主体の地方銀行よりも取引がしやすいといえます。
地方銀行をメイン口座として用いる方が都内や別の地域に出ると
今まで使用していた地方銀行のキャッシュカードを利用するのは
コンビニのATMがほとんどとなります。
1回2回程度なら手数料もそこまで大きくかかりませんし、必要な労力も問題無いでしょう。
しかしいざお金が必要な時にコンビニを探すというのは中々手間がかかりますし
何度も利用するとなると手数料がネックになります。
では逆にメガバンクをメイン口座としている方が、地方に行っても問題ないのかと言えば決してそうではなく
今度は逆に地方銀行のATMばかりで、メガバンクのATMが見当たらないという事態に遭遇する事もある訳です。
地方でも都内でも提携先のATMは存在しますが、今使っている銀行口座と提携しているのを知らないと調べる一手間がかかります。
それに対してゆうちょ銀行のATMは
・全国の郵便局に併設されている。
・公共施設、商業施設に設置されている事も多い
・無論コンビニでも使用可能
という三点が生き、屈指の利用しやすさという利点を持っています。
ゆうちょ銀行のメリット2 ゆうちょのATMなら手数料無料
ゆうちょ銀行のATMでなら預貯金の手数料が無料と謳っているのも大きな利点です。
ゆうちょ銀行以外でも、手数料無料のサービス自体は行っている銀行は多いのですが
様々な条件を設けている銀行がほとんどです。いくつか例を上げますと
例1) 一定回数は手数料が無料だが、その回数以降は必要。
こちらはネット銀行等に多く見られるパターンです。
無料の回数分を設けているが、その分手数料が割高なケースが多い傾向にあります。
また一定量の預金額や取引履歴を要する、金額によって手数料の金額が変動する事も多く
口座に多くの金額を入れる人向けといえるでしょう。
逆に少額を扱いたい人には手数料が高く感じる点でもあります。
例2) 手数料無料は平日の昼間のみで日没以降や深夜の時間帯は手数料必須
これはメガバンク等によく見られる形態で地方銀行にも一部存在します。
時間帯以外でも土日祝日の期間やG.Wなどの長期休暇においては
自社銀行のATMでも手数料がかかる銀行も珍しくありません。
これに対してゆうちょ銀行は、公式のホームページにおいて
「曜日、時間帯に関わらずゆうちょのATMなら手数料は無料」
と明記されています。
これは他の銀行と比べても珍しいサービスと言えるでしょう。
手数料無料を笑う者は手数料に泣く
1回100円~200円程度の預金の入出金にかかる手数料。
金額でいえば缶コーヒーを一本購入できるかといった所です
大した金額ではないと一笑して、手数料を払い続けるのは個人の自由です。
しかし思った以上に手数料がかかってしまっているかもしれません。
一例を出すと仮にコンビニで出金手数料がかかるATMを月に2回利用するとします。
仮に手数料が100円だと月に200円かかることになります。
年間だと2400円かかることになり、手数料が200円だとその倍の4800円です。
これでもまだ、手数料を一笑出来る人はどれだけいらっしゃるでしょうか?
「手数料が多少かかっても問題ない、とにかく入出金を急ぐ」
「近くにゆうちょ銀行のATM自体が無く、入出金出来るのが近所のコンビニしかない」
といったケースなら致し方無いとも言えます。
しかし塵も積もれば馬鹿に出来ないのが手数料。
浮いた手数料で何が買えるかを考えると
ゆうちょ銀行のATM手数料無料は大きな利点と言えるのではないでしょうか。
まだまだあるぞ!ゆうちょ銀行の利点
ゆうちょ銀行の利点は利用可能なATMの台数と手数料無料だけではありません。
銀行と名乗るだけあって、現在では通常の銀行と比較しても遜色ないサービスを打ち出しています。
貯金においても通常の貯金だけでなく、定額貯金、定期預金を受け付けていますし
ローンや貸付といった融資の申し込みだけでなく
各種投資信託の受付や国債購入といった資産運用も受け付けています。
また2016年9月30日までといった期限がありますが
ゆうちょ銀行間の振込手数料が無料といったサービスもあります。
同一の銀行口座でも別名義だと振込手数料がかかる事も珍しくないですが
これは他行にはないメリットです。
郵便局に併設されているという事は、即ち郵便物の受け取りや発送もすぐに出来る事を忘れてはいけません。
郵便物を頻繁に出す人にとっては更に身近に利用できるでしょう。
改めてゆうちょ銀行の良さを知ってみよう
ゆうちょ銀行は身近な存だけに知らぬ間に忘れられがちな存在です。
しかし通常の銀行口座とは違った利点を幾つも持っています。
家計の見直しの際、ゆうちょ銀行に変更するとどんな利点があるのか?
改めて検討してみてはいかがでしょうか?