大企業営業部長の借金地獄からのV字回復

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ここが借金地獄の始まり。900円馬券が15万円に。

大企業某社営業部長50歳。
A型に近いO型の几帳面。
ヘッドハンティングにより40歳で転職。

それまでの会社員生活は仕事一筋の真面目人間。
前職でも幾多の業績表彰を受けるなどエリート営業マン、24歳で営業管理職に抜擢され、妻と子供3人をもうけ、30歳で念願の戸建住宅を頭金1000万円現金で払うほど悠々自適な生活だったが。。

転職先は仕事のストレスだらけ

転職先ではいきなり営業部長。
約70名の部下。直属の部下の課長は10名。
社外から黒船に乗ってやってきた新任部長には冷たい対応が当たり前。

業績の数字は上がってきたもののなかなか部下との信頼関係は上がらない。
早朝から夜まで営業の数字に追われ、遅い時間から部下の課長や部員と懇親会。
懇親会では見栄を張り、身体も張って通風になり、身銭も切り貯金も減り続ける日々。
妻も身体を心配し、減り続けた貯金通帳の残高で険悪な雰囲気になり始めた。

今思えば競馬が趣味の部下の一言が転落のスタート

「部長、パチンコや競馬のギャンブルしないんですか?」
「やらないよ。君は?」
「穴派なんです。100円で買った馬券が数万円になるんです。」
「へー。それはすごい。今度一緒に行こうか」
「今の時代、ネットで買うんですよ馬券は。口座持ってればその日のうちに投票できます」

実はパチンコも競馬も未経験。
翌日にネットで調べ公営ギャンブルのネット投票口座を開設、試しに1000円入金。
適当に馬券3連単(1,2,3着を順番に当てる)を9種類、適当に計900円購入。
ネットのライブ放送を見ようとしてもうまく繋がらず時間的にレースは終了。
興味もなく、結果も見ないまま。

2日後、口座を見ると15万円増えている。
何が起こったか分からずにいると、15万馬券が的中していた。

競馬では穴馬券を中心に100円づつ計1000円程度購入。
はずれても1000円程度と割り切っていた。
当たれば1~10万円になり、負け分を回収できていた。

お金に余裕ができ始め、
欲しい物を買い、部下とも酒を飲み、楽しい日々を過ごした。
コミュニケーションを高めるために競馬で稼ぐようになっていた。

思い出せばこれが悪夢のスタートだったと思う。

几帳面が仇に。ギャンブルは確率論で勝てるはず。

競馬にはまり、はずれ馬券が増えたころには、ネットの記事で万馬券的中の文字が躍るサイトを見始めていた。

高いお金を払って有料会員になったがさっぱり的中しない。
有料サイト運営者は、お詫びに割引で次回情報を配信するというので数回払ったが当たらない、まんまと営業部長が営業に騙された(笑)。

有料メルマガも購入した。
前日に買い目が配信されてくる。
毎日予想しなくて楽。

しかし、的中しない。
詐欺だと抗議メールを送った。
当たり前だが配信者は自己責任だと言う。
結局、買うのは自分、自分に頼るしかないのだ。

競馬は最大で18頭。つまり、3連単的中は1/4896の確率である。
そこで、他の公営ギャンブルを見ると、競輪は9車、オートレースは8車、競艇は6艇。
そう、競艇は確率がいい。
競艇は3連単でも120通りしかないのだ。

確率論にはまっていく。
オッズ10倍から30倍を中心にレースを選定し買い続ける。
当たる、当たる。

有料メルマガで騙された自分がある有料メルマガサイトで情報を配信する立場になった。
当時は、予想の結果と次回予想の内容。
よく当たると購読者で評判となり、購読数1位にもなった。
確率論は制覇したと思った。

しかし、競艇には大きな落とし穴があった。

気づけば競艇で作った借金800万円

競艇は同じレースにA1級からB2級の腕が違うレーサーが参戦するので絞りやすい。
しかも、エンジンの調子で更に絞れる。
さすがに競艇はよく的中する。
水面跳ねるような走りっぷりで時にはぶつかり、転覆するし、大荒れの結果にもなる。

しかし、オッズが低い。
競艇は1万円を超える払い戻しは万舟券というが一日当たりの発生数はかなり低い。
つまり、一点あたり100円買っても良くて数千円。
気づけば一点あたり数千円から1万円を買うようになっていた。

1レースあたり2~3万円。でも勝ち続けた。
買ったと言っても収支は毎月数万円程度。

その後は、利益を増やすため、銀行の300万円のフリーローンに手を出し、負けはじめ、2年ですべて無くして毎月4万円の返済開始。
別の銀行で100万を借り、半年で無くし毎月1万5千円の返済開始。

さすがに銀行は貸してくれなくなり、消費者金融で100万円借り、毎月9千円の返済開始。他社消費者金融を合わせると計800万円。
月4万円のお小遣い制だったため、すべて競艇で返済金額を賄い、月1~2万円程度で2年間過ごししたが、借金の残高はまったく減っていない。

そう、返済したその日のうちに限度額までまた借りるの繰り返し。
返済が近づく月末が怖くなる。
金策を考えると精神的に良くない。

悲壮感漂う姿に最初に気づいたのは妻だった。
手に持っていたのは弁護士の名刺。
数回自宅にかかってきた返済遅れを伝える消費者金融からの電話でばれていた。
無料の債務整理相談に行った弁護士の名刺にはご主人から至急連絡を、とメモがある。

弁護士相談の結果、持ち家があるため破産ではなく民事再生手続きとなった。
約1年間、弁護士事務所に通い、毎月5万円の積立金を貯め、債権会社8社と交渉。
弁護士相談から2年後に民事再生が認められ借金は約1/5となった。
今では返済金毎月約5万円を各社に振込んでいます。
月のお小遣いは1万円まで。
当然、無くしたものは信用。
クレジットカードは持てないのでこの先ローンも組めない。

そもそもギャンブルは病気という自覚を持つ

実は今でも競艇はしていますが現金で遊ぶ程度。
自分自身、ギャンブル中毒という病気はまだ治っていないため、要注意と思います。
負け続けてもまた勝てるはずというあの感覚が病気の症状です。

ふと、過去を振り返ると毎日競艇などギャンブルをしていた時間が取り戻せないと反省している自分がいます。

今では自分を助けてくれた妻や子供との時間を作って懺悔の日々です。

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