【FX体験談】FXは堅実にやっていくこと<自営業40歳の私が経験したFXの怖さ>

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FXって結構いいじゃないと思い、始めました。

FXと言う名称は随分前から見知ってはいましたが、ただ単に株式投資と同じようなものなのだろうと思っていました。でも、書店で興味本位に開いた教本のような書籍を見て、「これなら」と感じたのです。

株価は下がると、損を大きくしない為に売るか、もしくはじっと持ったまま我慢するかで「儲け」という度合いが少なくなるものと認識しています。

でも、FXは円が高くなっても安くなっても儲けを出せる方法があるし、スワップも魅力的に感じられました。しかも、ほぼ24時間取引できる。早速始めます。稼げるような気がしたのです。

ネットで申し込みます。免許証の画像やら送信して申し込み手続きは完了。甚だ簡単な手続きでした。その後にFX会社から書類が到着して、初めてのログインが完了しました。

2015年8月、貯金から20万円を入金してのスタートです。

ビギナーズラックは本当にあった。

米ドル/円でちょこちょこ注文しては損切りすることが多かったのですが、ある時驚くことが起こったのです。
試しにと思いNZドル/円に当日限りの売り注文をオーダーしました。一晩経ちましたが、思っていたレートには行かずにその注文は不成立になりました。いいえ、不成立になったと思い込んでいたのです。

そこから何日か経った時のことです。ポジションは無いのですが、損益の数字が微妙に動いているのです。「ああ、レートは常に動くからそれに応じて損益も変わるのだ。注文していなくても増減するなんて、気をつけないといけない。」などと勝手な解釈です。でも、落ち着いて考えると、そんなことおかしいのです。「何だろう」といろいろ考えましたが、米ドル以外の取引画面を見ていなかった為にわからなかったのです。でも、たまたまNZドルを覗いたらその訳がありました。

「3万も勝っている!」あの時の注文は当日限りのつもりだったのが、当日限りに設定できていなかったのです。それが後日になって指定レートに到達したものだから、こんなことに。「どうしよう。どうしよう、これ。」と迷いましたが、レートが上がる方向になったので決済しました。

うれしかったです。でも、その注文は損切りの設定はしていませんでした。場合によっては損を抱えたまま気付かないという可能性もあったのです。偶然、幸運へと転がっていただけです。未熟者がよくわからずに起こしたこと、結果的にまさしくビギナーのラックでした。

「上がったら下がるのだ」と調子づいていた頃。

その後は米ドル/円だけで取引を続けました。相変わらず注文を出しては少額でも利益が出ると速攻決済です。微々たる金額です。かたや、損が出ていると決済に踏み切るのがいつも遅くなりがちです。良くも悪くも負けず嫌いなのでしょう。

そんな時に気付いたことがあります。「そう言えば、このレートってちょっと前も通ったよな。」
そこから方針を変えました。損切りをしないと。そうすると毎日の決済結果はプラスばかりになりました。それに、放置していた注文も、回り回って結局利益で残せるようなことが続きます。

「上がったら下がるのだ」が、FXなのだと思いました。始めてから2か月、最初は結果を出せないでいましたが、なんだかんだ収支の累計はプラスで7万円を超えています。
「FXだけでメシが食えるようになるのでは。」と調子に乗っていました。

含み損があってもいつかは戻ってくる。レートは急激に大きく変わるのではない。実際に重要指標の発表で急変動はあっても、急であればある程早く戻る状況も見ています。上がったり下がったりを繰り返しながら、じわっと、ゆっくりと、緩やかに、円高か円安に動くのだ。気をつけていればロスカットなんてならない。そう思っていました。

ツケを払う日がやってきました。

2015年10月中旬頃です。FXを始めて2か月、収支累計がプラス7万を数えて直ぐの時期。120円前後をうろうろしていた米ドル/円が2日程度で118円を割りそうなレベルになりました。含み損が急増してロスカットが怖くなり、泣く泣くまとめて損切りしました。12,000円の損です。

「まだまだ。これから取り戻せばいい。」と思いました。新規注文しようにも証拠金が少なくなっていたので資金を追加投入します。
10月後半は120円を中心にした動きです。私は、相変わらず逆指値を設定しない取引を続けました。

しかし、11月に入ると動きは変わり、一時124円を突破するのではという所まで行きます。この頃は自発的に損切りするようになっていました。だから、日々の収支でマイナス、それも万単位の数字もあります。

でも「損を見たくない。」という意固地さから逆指値をつけない注文方法を変えられません。取引規模は小さくしていきました。正しくは小さくせざるを得ない状況でした。しかし、含み損を持つ日は続きます。証拠金は減っていきますから、いよいよロスカットが現実味を帯びてくるのです。

2016年2月にとうとうやってきました。ロスカットです。

何となくもうダメだなと思って、諦めていました。だから自らその前に損切りに着手しなかったのです。

ロスカットは発生させてはいけないもの=嫌なものと考えていました。もちろん、そんな状況こそがダメなことなのです。でも、落ち着いてくるにつれ、これはダメな自分が奈落の底に落ちるのを止めてくれる、有り難いシステムなのだと思い直しました。

あのままだと、負けを取り戻そうと貯金をつぎ込んでもっと損したかも知れません。それに待ったをかけてくれたのです。

現在は小さく取引しています。でも、注文方法を変えられないでいます。

投入して資産にした額は最大で40万円でした。それが半分の20万円、つまり始めた当時の数字に戻ったのです。
ロスカットに遭遇してから、しばらくFXから遠ざかりました。

でも今はまたやっています。相変わらず逆指値のない注文で続けています。これを書いている時点での含み損は8,000円程です。証拠金維持率としては1000%を超えているので余程の相場変動がなければ大丈夫なレベルには抑えています。小さなと言うか、身の丈にあった取引だから余裕があるのです。金額的も精神的にも。「戻ってくるはず」と根拠のない自信で次々注文を入れていた頃と全く違います。プラスの決済を見ることだって、ちゃんとあります。

まあそれでも、リスクを抱えていることには変わらないのですが。

余裕があるだけに注文を次々と入れたい気分は満ちています。しかし、今は我慢、我慢をと自分に言い聞かせて自制しています。
指標発表の結果を見てトレンドがあればそれに乗っかる、という程度で注文しようと思っています。何とか含み損を解消できる方向へ行ってほしいと毎日願っています。それがいけないのですけどね。まだまだ自発的に損切りできない性質なのが悩みです。

大きな夢を見ず、手堅くやればやっていけると思います。

FXだけで生計を立てられるのは大金持ちだけだと、何かで聞いたことがあります。本当にその通りだと今は思っています。
先ずは小遣い程度を稼ぐつもりでやらないと失敗してしまいます。

差し引きで消えた20万円を取り戻す可能性は充分あると思います。それは随分先になりそうですが、できるはずです。

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